でじたるデイズ

日々、気づいたことを書き連ねています。

映画「七つの会議」

こんにちは。
金曜日のことになりますが、七つの会議を初日に観てきました。
というのも、1日ということで安かったのが一番の理由ですけど。あと、さいたま新都心のヨドバシで作ったマシンの試走をしたかったのもあって。(その辺は別記事にて)

あらすじ

中堅の電機メーカー・東京建電を舞台に、居眠りハッカクというあだ名がついている八角の周りで、さまざまな不祥事が起き始める。果たしてその真相は…。

感想

これって2013年にテレビドラマで放送されていたようですね。
TEAM NACKS好きとしては、2013年のドラマでは戸次重幸さん、今回は音尾琢真さんが出演されていたのでNACKSには何かしらつながりがあるのかしら。
ストーリー全体はとてもテンポが良く、八角の周りで次々と起こる謎の行動にいろいろ予想しながら観ることが出来ました。
野村萬斎さんはさすが狂言師、というような演技でしたが、大きな声を出すシーンが狂言に見えてしまったのが現代劇っぽくない部分だったかもしれません。
今現在は、ワークライフバランスをうたい、働き方改革を行う企業が増えてきているため、共感できない部分も多々あるのも事実。原作は2011年頃に日経電子版で連載されていたとのことで、その時代だと納得かなぁ、と。
ただ、役職による力関係や部署と部署の軋轢だったりは「ははー、あるある」と思うこともあります。とはいえ、経理部が領収書の使い方を調べるためにあそこまでやるかはわかりませんが。
癒着だと思っていたことが不祥事を隠すための策だったり、その首謀者があんな人だったり、最後まで楽しく観ることが出来ましたね。
最終的にわからなかったのが、八角と元妻・淑子の関係性。なぜ離婚したのか、その割には仲良くしていた理由。
なんとなく終盤での回想シーンが原因なのだろうけど、回想シーンで起こっていたことで家族に影響が出たように見えないので、今回の主人公が八角(ドラマ版では原島)だったのだから、もう少し焦点が当たっても良かったのかなぁ、と。

下町ロケット陸王半沢直樹などを観ている人たちにとっては、映画でやる?というような感じだったかもしれませんね。
僕は面白いと思いましたが、映画故のわからない部分が結構あったので、ドラマでいろいろ細かく掘り下げたストーリーにしたら話題作になるような気がしました。
香川さんはよく出るなぁ、NACKSは延べ人数で一番多いような気がするw
この作品以降はしばらく観たい!という作品が無くなってきているので、興味ない分野にチャレンジすることも視野に入れて映画観に行こうと思います。

七つの会議 (集英社文庫)

七つの会議 (集英社文庫)