でじたるデイズ

日々、気づいたことを書き連ねています。

気になるニュース(2019/1/16)

こんばんは。

まだ投稿数が少ないので話題があっちに行ったりこっちに行ったりしますが、なにとぞご了承の上、よろしくお願いします。

今回は少し真面目にその日のニュースで気になったものを個人的な考察を加えて書こうと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。(あくまでも個人的なものですので、専門家の見解でもなければ記者として取材もしていないので、意見の一つとして見ていただければと思います。)

さて、今日の気になるニュースはこちら!

ヤマトHD、営業益2倍に 18年4~12月期 :日本経済新聞

日経の速報メールが来て少々驚きました。

昨年の秋から冬頃には配達専用である「アンカーキャスト」の採用を進めているが、あまり良い進捗ではないみたいなことが書かれており、単価が上昇したとしても人材不足などはカバーしきれずに営業利益が伸びるとは考えていませんでした。

それがここに来て第3Qまでで営業益が2倍になるとは想像していませんでした。

物流業界にとっては明るい話題かもしれません。しかし、他の物流企業各社も続いていかないと競争力がどんどん低下していく懸念があります。

現状、CtoC配送はほぼなくなり、フリマアプリ(メルカリやラクマなど)での個人間取引はあるものの、宅急便を送る機会は減っております。

逆に、BtoC配送は留まることを知らないといわんばかりの上昇を見せており、Amazonが自社配送をする話はどこにいってしまったのか、というような感じでヤマト運輸が配送を続けている(ように見えています。実際は動いているかもしれませんが)。

今後は通販業界とどのようにうまく付き合っていくかが宅配各社の成長の鍵を握るかもしれませんね。

通販が足止めになった場合は、どうなってしまうのかと考えると…、ちょっと恐ろしい。

ところで、ニュースから話が逸れてしまいますが、少しひっかかることがあるので書いておきます。

時代に合わせて変化や進化を続けてきた宅配便ですが、ヤマト運輸の宅急便は特に、個人間配送に大きな強みを持っていました。

宅急便というのは、なんとなく「人の心」を運ぶサービスのように感じていました。(もちろん、他の宅配各社にもいろいろな思いがあると思います。)

ただ、最近では宅急便で届くのはインターネット通販で買ったものばかり。そこに「人の心」は入っていません。どちらかというと「自分で買いに行けない、または買いに行くのは面倒だから、運んでくれてありがとう」というような感じではないでしょうか。

ヤマト運輸もそれを理解しながら、とはいえ企業としては売り上げや利益を追求しなければいけないため、いろいろな方法(クロネコメンバーズのサービス拡充やLINE連携など)で顧客の宅急便利用を促してきてたと思います。

結局、それも受け取り側のメインのサービスが多く、宅急便の受け取り指定のサービスやパックシティジャパンと共に進めている宅配ロッカーサービスなどが展開されています。

しかし、本当にこのままでいいのでしょうか。宅急便の使われ方として、やはり個人間配送を活性化させる方法はないのでしょうか。

通販ばかりで宅急便を続けて行くには、ドライバーとしても運ぶ機械になってしまいます。

荷物ひとつひとつに「心」が入った物を運ぶようなサービスが出てきてくると宅急便らしさが出てくるような気がしました。